財政規則審査会議 基本方針
財政規則審査会議 議長 江頭 一磨
1957年の創立以来、和歌山青年会議所は先輩諸氏が築いた歴史や伝統のもと、コンプライアンスに基づく規律ある運営を継続してきました。また、会員から拠出された活動資金は限られた貴重な財源であり、その利用にあたり、客観的な精査が欠かせません。その中で、本年度は新任理事が多く、情報共有と理解の促進が一層重要です。故に、財政規則審査体制を揺るぎない組織基盤として機能させ、透明性と公正性を確保しつつ、持続可能な組織運営の礎を築くことが必要です。
まずは、会員から拠出された財源であるLOM予算を有効活用するために、過去の事業報告書や決算報告書をもとに予算執行状況の精査と検討を行うことで、議案作成者の主観に偏らない、財政面での第三者的な意見が反映され、適切かつ効果的な予算執行が実現されます。そして、事業を円滑に遂行させるために、議案書フォーマットを整えることで、議案作成者の経験値に依存しない、必要な内容を抜け漏れなく適格に記載された議案書が作成されます。さらに、全ての事業の効果を最大限に高めるために、各委員会から提出された議案書の精査を行うことで、客観的な意見を反映した事業運営に繋がります。また、持続可能な組織運営を確実なものにするために、透明性の高い、公正妥当と認められる会計管理を実施することで、財政面での組織基盤が盤石なものになります。そして、規律ある運動の展開と、継続した地域からの信頼を得るために、制度の本質を理解し、事業全体に対してコンプライアンスの遵守を確認することで、理事会構成メンバーが大きく刷新された本年度においても、和歌山青年会議所が、変わらず地域に必要とされる組織となります。
適正な予算管理と規律ある運営により、今後も和歌山青年会議所は、透明性と信頼性を備えた強固な組織体制として、未来へと引き継がれます。未来のまちを牽引するリーダーとなる志を継承した私たちが、「歴史と共に、思いやりにあふれた未来へ歩む」和歌山市を実現します。
【事業計画】
1.LOM予算・決算の精査と管理
2.各事業の予算・決算の審査と管理
3.コンプライアンスの審査と管理
4.議案書の精査
5.議案書・予算書フォーマットの研究
6.一般社団法人会計の適正運用と管理
7.LOM財政の研究
8.北方領土返還要求運動































