専務理事基本方針
専務理事 曽根 英貴
近年、拡大の成功と経験者の卒業で、世代交代が急速に進んだ和歌山青年会議所では、引き継ぎが十分でないことが多く、守るべき事象がそもそも認知すらされていない状況が見受けられます。本年、近畿地区大会和歌山大会を主管し、翌年には創立70周年を迎える今を契機に、あらためて透明性を高め、コンプライアンス遵守を徹底し、高いガバナンスを持ちつつもまちやメンバーに対する想いあふれた組織へと成長していく必要があります。
まずは、メンバーが一丸となって活動を行うために、事業・例会について適切な説明を実施し、活動意義に対する理解度を高めることで、参加率が向上されます。そして、私たちがまちに必要とされる組織であり続けるために、事業・例会の内容を吟味し、自己満足に終わらない取り組みを展開することで、市民からの共感が高まります。さらに、組織として明確な指針を持って活動するために、公平公正な総会を開催し、議件を慎重に審議することで、メンバーの意思統一が図られます。また、規律の取れた組織運営を実現するために、守るべきルールを明示し、徹底させることで、メンバーの規範意識が高まります。そして、強固で明朗な組織として発展し続けるために、厳正な財政規則審査会議を開催することで、財政・規則面での健全性が担保されます。さらに、私たちの未来を持続可能なものとするために、健全な資金運用のもと、すべての取り組みを慎重に精査することで、組織力が強靭化されます。また、先輩諸氏が築いてくれたブランドを継承するために、近畿地区大会和歌山大会を成功させることで、和歌山青年会議所に対する信頼が高まります。
まちに愛され、市民からの信頼も厚く、統制の取れた組織となった私たち和歌山青年会議所が、創立70周年、さらに先へと伝統を守りながらも一丸となって豊かな社会を目指し挑み続けることで「歴史と共に、思いやりにあふれた未来へ歩む」和歌山市を実現します。































