例会交流室 室長基本方針
例会交流室 室長 島本 和典
AIや通信技術の発展、国境を越えた経済活動の広がりにより、私たちの暮らしや働き方、価値観までもが大きく変化しています。一方で、デジタル化の進展により、人とひととの関わりが減り、心の繋がりや信頼を築くことが難しくなっています。だからこそ、未来を担うリーダーには青年会議所での活動で養われる学びや結束の強い絆、他を慮る精神が求められ、可能性に満ちている変化の時代に、新たな学びや交流の機会を積極的に創出することが必要です。
まずは、青年会議所メンバー同士の交流を深めるために、各種大会の公式プログラムだけでなく懇親の場への参加を積極的に促すことで、仲間との信頼関係が強化された組織へと前進します。そして、風習や文化、職業、経験など異なる背景や価値観を受け入れる力を育むために、民間外交を通じた国際交流を行うことで、他者を尊重する姿勢が身につきます。さらに、広い視野を持った人財へと成長するために、海外の仲間と共に学び合うことで、新しい視点や柔軟な発想を得る礎となります。また、JAYCEEとしての視座を高めるために、地域課題や社会課題などのテーマを共有しながら学び考える機会を設けることで、一人ひとりが自ら考え行動する力を身につけた誇りあるJAYCEEへと歩みを進めることができます。そして、地域との協同の基盤を築くために、地域の人々や行政、事業者など多様な立場の方々と共に学ぶ機会を創出することで、個々の繋がりが確かなものとなります。さらに、地域と共に持続可能な未来を築く組織となるために、多様な立場の人々と地域の新たな可能性を共に見出すことで、前例にとらわれず、新しい発想で地域課題に取り組む組織へと成長します。
多様な価値観を受け入れられる力、課題を柔軟に捉えて地域と共に行動できる力を身につけた私たちは、一人ひとりが予測困難な時代に対応できるリーダーとなり、しっかりと結んだ絆をこの胸に「歴史と共に、思いやりにあふれた未来へ歩む」和歌山市を実現します。































