和歌山市の観光名所や、和歌山市の歴史を感じながら、休日を過ごせるスポットを紹介していきます。
長い歴史を誇る和歌山市から、今回はまちの中に建てられた記念碑のうち、紀州藩の城下町の面影をご紹介します。
現在の和歌山城は、和歌山城公園として残る天守閣とその周辺を残すのみとなっていますが、紀州徳川藩であった当時、現在の数倍の敷地を誇る城郭でした。現在の岡口門は、和歌山城の中でも数少ない江戸時代当時のものがそのまま残っている建造物の一つです。
和歌山城公園から少し出ると、現在の和歌山市役所の付近は三の丸といわれる外堀の中にある城内に位置し、紀州藩の家老など重臣の居宅や藩の役所などが立ち並んでいました。
また、各地の京につながる道の起点の橋には「京橋」と名付けられており、本町通りにある京橋には当時「京橋御門」が建てられ、また、市堀川も荷下ろし場として大いににぎわっていました。
和歌山市の色々なところに、往年の街の姿を残すものが残っています。街を歩きながら、昔の姿を思いおこしてみてはいかがでしょうか。
