
新年おめでとうございます。また、平素より近畿地区協議会の運動、活動に対し、格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルスにおける社会の認識は少しずつ変化し、様々な制限が緩和されています。コロナ禍以前の青年会議所と比較すると活動にも大きな変化が見られます。特にWEB会議の推進により、我々は距離、時間といったコストを削減する意識が生まれました。しかし、それにより起こったコミュニケーションをはじめとする弊害について、リーダーを育成する団体として新たな答えを見つける必要があるのかもしれません。
今の日本の真の問題は何か。それは、経済の衰退により、国家の競争力が失われ、世界でのプレゼンスが下がっていることです。我々は様々な運動を通じて、時代とともに変化する価値観を取り入れながら、自分と企業が持つ価値感を微調整し続け、発展させる。変化する覚悟と行動の連鎖が社会すら変化させる運動となります。是非、現役メンバーが奮起し日本を共に盛り上げてまいりましょう。
貴青年会議所は、西村和将理事長のもと、基本理念に『感謝』、スローガンに ‟~ひとを想い、まちを想い、心ある運動を~” を掲げられ、挑戦される姿勢は、まさに時代を切り開く我々青年のあるべき精神であります。今後も地域の未来を創造する青年会議所として、さらなる飛躍を期待しております。
2023年度近畿地区協議会は、 “Live in the present~歴史に学び 未来に挑む~” をスローガンに掲げ、地区協議会のあり方を模索し、LOMの力強い運動発信をさらに支援できる組織として進化いたします。また、近畿地区大会を姫路の地、国宝姫路城の城下町で開催いたします。LOMの運動にインスピレーションを与え、また、出向いただくメンバーが質の高い発展と成長の機会を得られる環境を整えてまいります。
結びに、貴青年会議所のさらなるご発展と、先輩諸氏、現役会員の皆様にとって実り多き一年となられますことを心より祈念申し上げます。
公益社団法人日本青年会議所
2023年度近畿地区協議会 会長
柿野真吾